いい子、そうじゃない子
頑張ってる子、頑張っていない子
って、誰が決めるの?
コドモ時代は特に環境は選べないことが多い。
学校も私立か公立かの選択はできるけど、都市部だけのことが多い。
ほとんどは、自分の街の決められた学区の学校環境で学ぶ。
ある子が
動画編集が得意で、
ゲームのキャラクター一人ひとりについて、
夏休みの調べ学習として、
短い時間のプレゼンテーション動画にまとめ、何十本も仕上げた。
限られた時間のなかで、
キャラクターの特徴を捉えて、
ゲームをしたことがない人にも、
わかりやすく説明しているプロセスはお見事!
すごいね!才能だね!
まとめ方上手いね!
ってたくさんの人に褒められた環境の中にその子はいた。
ある子は、
大好きなゲームのキャラクターをノート1ページ1ページに、
作家の想いやストーリーの中の活躍を調べて、
何十ページも自分の好きを探求して調べ学習としてまとめた。
学校に提出したら、
「ゲームばっかりして…」と叱られた。
2人とも
自分の「好き」を見つけ
とことん調べ探求し、
まとめた。
そして表現した。
頑張った。
主体的に調べて
探求し
表現するという
プロセスは立派な「学び」。
2人とも頑張った夏休み。
すごいね!と認められる環境
ゲームばっかり…と叱られる環境
いい子、そうじゃない子
頑張った子、頑張っていない子って、誰が決めるんだろう。
きっと叱った先生も
ゆっくりノートを見て
すごいね!頑張ったね!って言ってあげる先生になりたかったはず。
どんな環境でお仕事されているんだろう…
一人一人みんなの良さが
出し合えたり
輝き合える環境が
すべてのコドモ達の周りにありますように…
コドモ教育研究室 室長

